ちんこサイズと薬指の関係
こんにちは~、徳井です!
本日は薬指の長さとちんこのサイズの関係について述べた研究結果を共有しようと思います!
内容について記事から引用すると、
男性疫学に関する雑誌「the Asian Journal of Andrology」で報告されたところによると、人さし指と薬指の比率である「2D:4D比率」が小さいほど、つまり薬指が人さし指に対して長いほど、ちんこが大きい傾向がみられるという研究結果が発表されました。
実験は韓国のGachon大学にて行われました。泌尿器科の手術を受ける予定の20代の男性144人を対象とし、被験者たちに麻酔をかけた後、研究者たちは彼らの指の長さと、縮んだ状態と伸ばした状態のちんこの長さを測定。伸ばした状態の長さは、勃起時の長さとしてデータ上取り扱われました。
人さし指の長さ(2D)と薬指の長さ(4D)の比率において、より薬指が長い人の方がちんこが長かった、ということですね。
対象は、韓国の男性144人で、ちんこは、縮んだ状態と伸ばした状態(=勃起時の長さと見る)それぞれで長さを測った、と。
元となっている論文(Second to fourth digit ratio: a predictor of adult penile
length. Asian Journal of Andrology 2011.)を読むと、より細かい数値のデータがでています。
研究では、144人の男性それぞれの、
- 右手の人差し指の長さ
- 右手の薬指の長さ
- 縮んでいる時のちんこサイズ
- 伸ばした時のちんこサイズ(勃起した状態ではなくあくまで引っ張った状態での長さです)
- 2D:4D比
などを調べています。
対象男性は、
- 年齢:21歳~89歳(平均:57.3歳)
- 身長:152cm~184cm(平均:168.1cm)
とのこと。
2D:4D比に対して、身長だったり、ちんこサイズは関係しているかどうか、ということですが、身長などはおいておいて、伸ばした時のちんこサイズと関係しているかどうかでいくと、
相関係係数:-0.201
だったんですね。
つまり、逆相関している、と。つまり、人さし指に比べて薬指が長い方が、ちんこが長い傾向がある、と。
けれども、相関係数は-0.201です。
一般的にいって、-0.201というのは強い相関を示す値ではないです。多少の相関はあるね、という程度。
そのため、記事をそのまま鵜呑みにするのはよくないのでは、とは思います。
ただ、相関が無かったということではないので、研究発表も記事内容も嘘ではないですし、記事だけ読むと、なるほどなあという内容で、テストステロンと薬指に関する知識(胎児の時に浴びたテストステロンという男性ホルモンの量が薬指の長さに影響を与えており、薬指が長い方がより男性的、という情報)が前もってあったからか、薬指の長さと、ちんこサイズが関係しているというのが、"確かに"っぽいですよね。
これが、陰毛の長さと関係しているとか小腸の長さと関係しているとかいうと、???となるけれども、薬指の長さとなると、何となく、確かっぽい。
といって、100%信じるわけでもないです。
これらは、統計的にみて正の相関があったと事実をいっている訳ですが、けれどもそれは、あくまで傾向を示しているということだからです。異なる集団をサンプルにした場合、異なる結果が出る場合がありますし、傾向から外れる値というのもあります。
だからこの研究は信じられないということでも意味がないということでもなく、あくまでそういう傾向があった、という解釈です。